我々の時代 あの時代は誰でも就職が出来た 能力が低い者にも働く機会が与えられていたのだ 給料は安いが、居心地の良い世界だった 奇跡とも言える長い幸福な日常を謳歌出来た 埼玉自由党 fp1884
終 幕俺が会社を辞める時は、俺が死ぬときだ長く幸せな日々が終る時、俺の人生も終わる今の時代、無能を受け入れる企業はないだろう誰でも就職出来た時代は終わり、惰眠の時代に入る
勤務先の社長は、俺のような碌に仕事が出来ない半端者に、 働く機会を与え、愛情を注いでくれた 弱者切り捨てが横行する時代に、俺を見捨てる事はしなかった 三十年間、俺は幸せだった 埼玉自由党fp1884